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新潮社 あの航空機事故はこうして起きた (新潮選書) 21円~

あの航空機事故はこうして起きた (新潮選書)

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あの航空機事故はこうして起きた (新潮選書)
メーカー
新潮社  
JANコード
9784106035562  
発売日
2005年9月21日
著者
藤田 日出男
ページ数
207
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Yahooショッピング, Amazonでの商品レビュー
この手の本では出色の出来だと思います。(評価:とても良い 2009/12/25)
まず著者は「学者様」ではなくパイロット出身の方である。つまり政治と抱き合わせの事故調とは一線を画している。どこぞの「と本」と違い慎重に証拠を提示しつつ事故の要因を洗い出していく。JAL123便御巣鷹事故が非常に納得出来る書かれ方であろう。事故調の結論にある「低酸素脳症」でエンジン推力レバーを微調整など出来ない、とパイロットの立場から急減圧を否定された上に証拠写真やCVRの低周波を方向舵の上下が別々にフラッターを起していたのでは?という実に納得出来る疑問を呈されている。加藤寛一郎氏の実に苦しい事故調庇いの文章より どれだけ真実に近いだろうか?最終章の羽田沖全日空727事故への疑問も非常にもっともだし説得力を持つ物であろう。是非Air Crash Investigationが好きな方なら購入して欲しい書籍である。滅多に付けない★五ヶどころか六ヶ欲しいくらいだと思う。
注目すべき航空機事故8例を分析(評価:とても良い 2009/06/14)
 航空機の安全に関する第一人者である著者が、その安全上、注目すべき事故8例を引き、分析を試みる。  事実に即した極めて科学的、理論的展開で、明快、明晰な分析である。冒頭があの「日航123便、ジャンボ機御巣鷹山墜落事故」である。後部圧力隔壁の破断が原因と長年信じていたが、状況証拠による新事実を遅まきながら知り、唖然とした。事故調査の隠ぺい体質、秘密主義にはそら恐ろしさを感じる。
元機長としての視点(評価:悪い 2008/05/08)
本書に取り上げられている8つの航空事故は比較的著名なものであり、原因などについてはほぼ語り尽くされている。 そういう意味で事故の経緯や推定原因などについて、本書は新しい何かを付け加えるものではない。 一方、現役機長として事故当時に感じたことなどがほんの数ヶ所で触れられているが、それこそが残すべき内容ではないか と思う。例えば山本善明著「日本航空事故処理担当」は山本氏でなければ書けない本だが、この本が「藤田機長でなければ 書けない本」になっていないのが残念。 なお、参考文献リストは省略すべきではないと思います。
読みやすい本(評価:とても良い 2007/03/23)
この本をお薦めするポイントは、各章毎に事例が簡潔に述べられているので、読み易いし分かり易い事。 だから関心のない人でも、それなりに目を通せる良書だと思う。 読んだ上で、航空機事故その物、或いは原因追求、危機管理、隠蔽などに興味を持ち、 深く探求したくなれば、他の専門的な本に進んでいける、事故の基本書の一冊だと思います。 ヒステリックな昨今に、冷静に読める本というのは大切ですね。
虚しくなる航空機事故のドラマ(評価:良い 2005/11/28)
本書に書かれている航空機事故は著者が選んだものであるが、実際はこの他にも沢山あるわけで、どれもが虚しくなることばかりだ。 第1章に登場する例の日航ジャンボ機墜落事故に関しては、これまで多くの書物が出ており、その事故要因についてはそれぞれに意見が分かれる難解な航空機事故だ。著者が要因に掲げている「フラッター現象説」もあまり強い仮説とは思われない。圧力隔壁の損傷があったのは事実で、そのことに対する分析力が不足しているからである。 本書の中に出てくる航空機事故のドラマとして私が一番印象に残ったのは、世界最悪の犠牲者を出したテネリフェ島のジャンボ機衝突事故だ。本の中に書かれているドラマの描写は、まさにその現場に読者を吸い込ませる力のある展開だ。この事故は明らかに人間どうしが犯したものであり、読んでいてとても虚しくなった。 また、航空機事故調査に関しては、これまでのやり方に疑問を投げかけてあり、今後の航空業界にメスを入れた書として大切にしたい。

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